この記事を読んでいるあなたは、
- OpenSea(オープンシー)の概要について知りたい
- OpenSea(オープンシー)の始め方や稼ぎ方を知りたい
- OpenSea(オープンシー)を利用する際の注意点を知りたい
上記のように考えているかもしれません。
この記事では、OpenSea(オープンシー)の特徴や始め方、利用上の注意点などについて解説します。
なお、おすすめの海外仮想通貨取引所のランキングを以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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OpenSea(オープンシー)とは
出典:https://opensea.io/
OpenSea(オープンシー)は、NFTの購入や出品ができるマーケットプレイスです。
日本だけでなく海外でも利用するユーザーが多く、NFTマーケットプレイスの先駆けとされています。
著名なアーティストがNFTを出品していることもあり、投資目的で参入する投資家も多いのが特徴です。
今後NFT市場への参入を検討している人は、一度OpenSea(オープンシー)で出品されているNFTの種類や価格帯などをチェックしてみると、相場感を判断しやすいでしょう。
OpenSea(オープンシー)の特徴
OpenSea(オープンシー)の特徴について、以下の3つの点から解説します。
- 世界最大級のNFTマーケットプレイス
- 複数のブロックチェーンに対応
- NFTの作成もOpenSea(オープンシー)内でおこなえる
世界最大級のNFTマーケットプレイス
OpenSea(オープンシー)は、規模が最大級のNFTマーケットプレイスです。
近年のNFT市場の盛り上がりにより、世界的にNFTマーケットプレイスの誕生が相次いでいます。
その中でも、OpenSea(オープンシー)は取引量がもっとも多く、月間ユーザー数も20万人を超えています。
最大で1日に2億円位以上の取引がおこなわれた事例からも、規模の大きさがわかるでしょう。
また、アートや音楽、映像作品など出品されているNFTコンテンツのジャンルの豊富さも特徴の1つです。
複数のブロックチェーンに対応
OpenSea(オープンシー)は、複数のブロックチェーンに対応しているマーケットプレイスです。
一般的には、NFTマーケットプレイスではイーサリアムのブロックチェーン技術が活用されています。
ただし、OpenSea(オープンシー)では主に以下のブロックチェーンに対応しています。
- ETH(イーサリアム)
- MATIC(マティック)
- Klaytn(クレイトン)
- Tezos(テゾス)
複数のブロックチェーンに対応していることで、上記4つのブロックチェーンへの分散が期待できます。
実際にイーサリアムだけに需要が集中した結果、ガス代が高騰するなど、イーサリアムの拡張性が問題視されたケースがありました。
そのため、OpenSea(オープンシー)でガス代が高騰しているブロックチェーンを避けたNFTを出品・購入すれば、ガス代の節約が可能です。
NFTの作成もOpenSea(オープンシー)内でおこなえる
OpenSea(オープンシー)では、NFTの販売だけでなく、作成もおこなえます。
マーケットプレイス上で簡単にNFTを作成できるため、出品側の負担が軽減されます。
また、NFT作成時に発生するガス代も、OpenSea(オープンシー)ではかかりません。
手間なく無料でNFTの作成から販売までできる点が、OpenSea(オープンシー)上のNFTコンテンツの豊富さの要因といえるでしょう。
OpenSea(オープンシー)の始め方
OpenSea(オープンシー)を始める手順は以下のとおりです。
- 1.仮想通貨取引所で口座を開設する
- 2.仮想通貨取引所でイーサリアムを購入する
- 3.ウォレットのアカウントを作成する
- 4.ウォレットにイーサリアムを送金する
- 5.OpenSea(オープンシー)とウォレットを接続させる
それぞれの手順について解説していきます。
1.仮想通貨取引所で口座を開設する
OpenSea(オープンシー)で利用するための仮想通貨を購入するために、仮想通貨取引所で口座を開設します。
今回は、日本で最大級の仮想通貨取引所であるCoincheckでの口座開設について紹介します。
まずは、Coincheckのホームページから会員登録をおこないましょう。
出典:https://coincheck.com/ja/registrations
メールアドレスとパスワードを設定し、「会員登録」をクリックして登録を進めます。
設定したメールアドレスに口座開設のメールが届くため、以下の情報を入力して手続きを完了させましょう。
- 電話番号の認証
- 登録情報の入力
- 本人確認書類の提出
- 2段階認証の設定
口座開設後は、仮想通貨を購入するために現金を入金します。
今回は、イーサリアムを購入する手順を紹介します。
Coincheckへの入金は、以下の手段から可能です。
- 銀行振込
- コンビニ入金
- クイック入金
2.仮想通貨取引所でイーサリアムを購入する
Coincheckへの入金が完了したら、イーサリアムを購入します。
イーサリアムの購入は、「販売所(購入)」からおこなえます。
購入できる仮想通貨が一覧で確認できるため、イーサリアム(ETH)を選択し、購入したい量を入力しましょう。
出典:https://coincheck.com/ja/buys
最後に「購入する」をクリックすれば、購入が完了です。
3.ウォレットのアカウントを作成する
購入したイーサリアムを安全に管理するために、ウォレットを作成します。
今回は、イーサリアムと相性の良いウォレットのMetaMask(メタマスク)の作成方法を紹介します。
MetaMask(メタマスク)をブラウザで利用する場合、以下の手順で作成をおこないましょう。
- MetaMask(メタマスク)の公式サイトにアクセス
- 「Chromeに追加」をクリック
- 「開始」をクリック
- 「ウォレットを作成」をクリック
- 「同意する」をクリック
- パスワードを設定
出典:chrome-extension://nkbihfbeogaeaoehlefnkodbefgpgknn/home.html#initialize/welcome
出典:chrome-extension://nkbihfbeogaeaoehlefnkodbefgpgknn/home.html#initialize/select-action
出典:chrome-extension://nkbihfbeogaeaoehlefnkodbefgpgknn/home.html#initialize/metametrics-opt-in
出典:chrome-extension://nkbihfbeogaeaoehlefnkodbefgpgknn/home.html#initialize/create-password
設定したパスワードは、紛失しないように厳重に管理しましょう。
4.ウォレットにイーサリアムを送金する
Coincheckで購入したイーサリアムを、送金機能からMetaMask(メタマスク)へ送金します。
イーサリアムの量を指定し、MetaMask(メタマスク)のアドレスを入力しましょう。
アドレスは、アカウント名にカーソルを合わせると確認できます。
5.OpenSea(オープンシー)とウォレットを接続する
最後に、OpenSea(オープンシー)とウォレットのMetaMask(メタマスク)を接続します。
出典:https://opensea.io/
OpenSea(オープンシー)の公式サイトにアクセスし、ホーム画面右上に表示されている「Create」から接続をおこないましょう。
接続が完了すれば、OpenSea(オープンシー)で取引が可能になります。
OpenSea(オープンシー)での稼ぎ方
OpenSea(オープンシー)での稼ぎ方には、主に以下の2つの種類があります。
- NFTを購入して保有する
- NFTを出品して販売する
それぞれの特徴について解説します。
NFTを購入して保有する
OpenSea(オープンシー)で出品されているNFTの購入により、将来的に稼げます。
NFTは資産性が高く、購入から時間が経過すれば価値が向上する可能性があります。
購入時よりも価値が高くなれば、その差額分が利益となり稼ぐことが可能です。
ただし、仮想通貨と同様に値動きが激しく予想ができないため、購入は慎重に検討しましょう。
NFTを出品して販売する
自身で作成したNFTの出品により、稼ぐ方法もあります。
NFT市場は近年で急速に盛り上がりを見せているものの、参入しているユーザーは少なく、まだコンテンツ自体の希少性が高いのが現状です。
そのため、出品されたNFTに高額な価値がつくことも頻繁にあります。
実際に12歳の少女が描いた作品が、総額で2億円弱で購入されたケースがあります。
このように、駆け出しのクリエイターでもOpenSea(オープンシー)での出品により、高額な金額を稼ぐのも非現実的ではありません。
OpenSea(オープンシー)での購入方法
OpenSea(オープンシー)でNFTを購入するために、まずは気になるNFTを探す必要があります。
検索機能か、サイトトップに表示されているコレクションの中からNFTのリサーチが可能です。
出典:https://opensea.io/
購入したいNFTが見つかれば、「Buy Now」をクリックし手続きを進めます。
出典:https://opensea.io/collection/everai-heroes-duo
オークション形式でない場合は、指定されている仮想通貨とその量を支払えば、購入が完了です。
オークション形式で出品されている場合、購入したい金額を入力し、出品者にオファーを出します。
他の購入希望者よりも高額でないと購入できないため、オークション形式で取引する際は注意しましょう。
OpenSea(オープンシー)での販売方法
OpenSea(オープンシー)でNFTを販売する際は、自身が作成し保有しているNFTから選択し、出品の手続きを進めます。
販売を検討している詳細ページへ移動し、NFTの右上に表示されている「Sell」をクリックしましょう。
次に販売条件を設定します。
NFTの販売方法には、主に以下の3つの種類が存在します。
- Set Price(固定価格での販売)
- Highest Bid(オークション形式での販売)
- Bundle(グループでの販売)
最初はどの販売方式で購入者が現れやすいか検討してみるのが良いでしょう。
Opensea(オープンシー)でNFTが売れない時の対策
もしOpenSea(オープンシー)で自身のNFTが購入されないときは、以下の対策を試してみましょう。
- 購入者特典をつける
- SNSを駆使する
- Discordを始めてみる
- 作品のコンセプトを整える
それぞれの対策法ぬついて紹介します。
購入者特典をつける
NFTに購入者特典をつけることで、購入を促進できます。
実施に、OpenSea(オープンシー)で売れているNFTには購入者特典がついているケースが見られます。
具体的には、購入者に非売品のグッズやプレゼントなどをつけると反応が良いです。
他の競合のNFTが購入者特典をつけていなければ、付加価値となり購入されやすくなります。
SNSを駆使する
OpenSea(オープンシー)だけでなく、SNSでNFTをPRすると効果的です。
NFTクリエイターの人口はまだ少なく、TwitterなどのSNSで積極的に発信している人も希少です。
そのため、SNSでNFTクリエイターのブランディングができれば、SNS経由で購入される機会も増えるでしょう。
ハッシュタグをつけて情報発信をおこえば、フォロワー以外のNFTへの感度が高い人へのリーチも期待できます。
Twitterの拡散性を活かし、OpenSea(オープンシー)以外でも自身のNFTをPRしましょう。
Discordを始めてみる
Discordを利用し、NFTに関心のある人に自身のNFTをアピールできます。
Discordはチャットサービスの1つであり、コミュニティの中にはNFTStudioなどのNFTの情報を求めている人が参加しているコミュニティが存在します。
このような自然とNFTの購入が期待できる人にアプローチできるコミュニティに参加し、NFTをPRすることで売上アップが期待できるでしょう。
作品のコンセプトを整える
作成したNFTのコンセプトを整えると、NFTが売れやすくなります。
作品は1つだけでなく複数のコンテンツを作成し、コンセプトやストーリー性、バリエーションを持たせることで、ユーザーのコレクターとしての意欲が高まります。
話題にもなりやすいため、統一性のあるNFTを複数作るのがおすすめです。
OpenSea(オープンシー)を利用する際の注意点
OpenSea(オープンシー)を利用する際は、以下の点に注意しましょう。
- 出品したNFTが売れるとは限らない
- 人気のNFTはすぐに完売、価格が高騰する可能性がある
- 日本円やクレジットカード決済に対応していない
- 購入のタイミングよってガス代が変動する
それぞれの注意点ついて解説します。
出品したNFTが売れるとは限らない
出品したNFTは、必ずしも売れるとは限りません。
高額で購入される事例は多く、かつNFT市場は盛り上がりを見せているものの、NFTに関心のあるユーザーはまだ少ないのが実情です。
参入している母数が少ないため、1人のクリエイターのNFTを購入する確率は低くなってしまいます。
そのため、実際に多く購入されている人気のNFTを分析し、売れている要素を参考にするのがおすすめです。
人気のNFTはすぐに完売、価格が高騰する可能性がある
OpenSea(オープンシー)で人気のNFTには購入したユーザーが殺到し、すぐに完売になる可能性があります。
同時に、価格の高騰も頭に入れておく必要があるでしょう。
OpenSea(オープンシー)には、世界的な有名なアーティストも参加しており、作品が出品されると大きな注目を浴びます。
購入したNFTがある人は、完売しない前に早めの購入を意識しましょう。
日本円やクレジットカード決済に対応していない
OpenSea(オープンシー)での決済には、まだ法定通貨の日本円やクレジットカードが対応していません。
OpenSea(オープンシー)だけでなく、NFTマーケットプレイスは法定通貨での決済に対応していないものがほとんどです。
NFTを購入するときは、支払いに必要な仮想通貨を仮想通貨取引所で購入しましょう。
購入のタイミングよってガス代が変動する
購入のタイミングによっては、ガス代が高騰する可能性があります。
ガス代は、NFTの購入などに発生します。
OpenSea(オープンシー)を利用する際は、必要以上に費用を払わないように、ガス代がどのくらいかかるのか事前に確認しておくのが良いでしょう。
OpenSea(オープンシー)に関するよくある質問と回答
OpenSea(オープンシー)についてよくある以下の質問と回答について紹介します。
- OpenSea(オープンシー)を利用できる媒体は?
- OpenSea(オープンシー)で発生するガス代は?
- OpenSea(オープンシー)は日本語に対応している?
OpenSea(オープンシー)を利用できる媒体は?
OpenSea(オープンシー)は、PCのブラウザとスマートフォンアプリから利用できます。
アプリは、iPhoneとAndroidの両方でダウンロードが可能です。
ただし、OpenSea(オープンシー)のアプリでは、閲覧はできるもののNFTの取引ができません。
取引はブラウザからおこないましょう。
OpenSea(オープンシー)で発生するガス代は?
OpenSea(オープンシー)での取引で発生するガス代は、トランザクションの状態に応じて変動します。
時間によって混み具合が異なるため、混んでいないタイミングで取引をおこなうと、ガス代が安い状態でお得に利用できます。
取引する際はガス代を確認するのを習慣にしましょう。
OpenSea(オープンシー)は日本語に対応している?
OpenSea(オープンシー)は、日本語に対応しているマーケットプレイスです。
基本は英語ですが、操作は日本語に対応しています。
英語が苦手な人でも安心して取引ができます。
まとめ:OpenSea(オープンシー)は世界最大級のNFTマーケットプレイス
今回は、OpenSea(オープンシー)の特徴や始め方、利用上の注意点などについて解説しました。
OpenSea(オープンシー)は、数多くあるNFTマーケットプレイスの中でも、ユーザー数や流通量が最大級です。
購入できるコレクションも豊富であり、気になるNFTを多く見つけられます。
これからNFT市場への参入を検討している人は、OpenSea(オープンシー)にアクセスし、どのような商品が出品されているか確認してみると良いでしょう。
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