この記事を読んでいるあなたは、
- コンパウンド(COMP)の特徴や将来性を知りたい
- コンパウンド(COMP)の買い方・購入方法を知りたい
- コンパウンド(COMP)を取り扱っている仮想通貨取引所を知りたい
上記のように考えているかもしれません。
この記事では、そんなあなたに向けて「コンパウンド(COMP)の特徴や将来性、買い方や購入できる仮想通貨取引所」などをお伝えしていきます。
なお、以下の記事で草コインの購入におすすめの仮想通貨取引所のランキングを紹介していますので、興味のある人はぜひ参考にしてみてください。
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コンパウンド(COMP)とは？
出典：https://compound.finance
仮想通貨コンパウンドは、イーサリアム上に作られたレンディングプラットフォームであるコンパウンドにおいて仮想通貨の貸し出し、あるいは借り入れを行ったユーザーに無料で与えられるガバナンストークンのことです。
ガバナンストークンとは、プラットフォームの新機能の開発、プロジェクトの運用などに関わることに影響する議決権を持っているトークンを意味します。
コンパウンドは管理者のいない分散型のサービスなため、ユーザーの意思に基づいて組織運営が図られ、ガバナンストークンの保有量がその意思決定を左右するのです。
ガバナンストークンであるコンパウンドを、大量に保有しているユーザーの意向がその運営に反映されるということになります。
また、コンパウンドはバイナンスなどの大手仮想通貨取引所に上場されています。
したがって、通常の仮想通貨と同様に売買することも可能であり、それによって利益を得ることもできるのです。
但し、コンパウンドは日本の仮想通貨取引所では取り扱いがないため、コインチェックなどを通じて、海外の仮想通貨取引所であるバイナンスなどで購入することになります。
このようにコンパウンドはガバナンストークンと通常の仮想通貨というふたつの側面を有する大変ユニークな仮想通貨であるといえます。
| 通貨名 | コンパウンド(COMP) |
|---|---|
| ティッカーシンボル | COMP |
| 国内取引所での取り扱い | × |
| 公式サイト | コンパウンド(COMP)公式はこちら |
コンパウンド(COMP)の特徴
コンパウンド(COMP)の特徴を解説していきます。
分散型金融(Decentralized Finance)
コンパウンドは、DeFi(Decentralized Finance)アプリケーションのひとつである分散型取引所(DEX＝Decentralized Exchange)です。
DeFi(分散型金融)とは、ブロックチェーンの技術によって成り立っている分散型の新しい金融サービスのことを言います。
金融機関あるいは公的機関のコントロールに頼らず、ブロックチェーンに記録される取引をすべてのユーザーが閲覧可能とすることで管理していきます。
これにより、不正や改ざんが行えず、管理者コストを必要としない金融サービスを運営可能としました。
さらにこのサービスは、銀行口座を持たなくても受けることができるという画期的なものです。
DEXは登録作業も容易でセキュリティーもしっかりしており、そして24時間365日の取引可能という点が強みです。
レンディングプラットフォーム
コンパウンドは2018年より運用を開始している、イーサリアム上に構築されたDeFiです。
つまり、ユーザー同士が仮想通貨の貸し借りを行うことができるレンディングプラットフォームです。
従来の金融機関とは異なり、契約の実行はスマートコントラクトで行われるため、手続きは迅速で手数料は低額となっています。
低い手数料のおかげで、貸出金利は非常に高く設定されているため、法定通貨を金融機関に預け入れるよりも高い収益を確保することができます。
貸借の対象となっている通貨は、ETH、DAI、USDT、USDCそしてCOMPなどとなっています。
Cトークン
レンディングプラットフォームであるコンパウンドにおける貸出者には、保証するものとしてCトークンが付与されます。
貸し出した元本と金利の返済を受け取るときにそのCトークンを返却します。
しかしCトークンにも流通性があり、他の分散型取引所やUniswapなどで運用することもできます。
コンパウンド(COMP)の買い方・購入方法
コンパウンド(COMP)の買い方や購入方法を解説していきます。
1.Coincheck(コインチェック)の口座開設をする
コインチェックのHPの新規会員登録から入ります。
メールアドレスと半角アルファベット、数字、記号を組み合わせたパスワードを入力し登録を押します。
メールアドレスに送信されるURLを確認して登録完了です。
運転免許証などの本人確認書類と自撮り写真を送付します。
審査ののち、承認通知が届けば取引を開始できます。
2.Coincheckで仮想通貨を購入する
コインチェックにログインして、入金から入金方法を選択します。
銀行振込、コンビニ入金、クイック入金が選べます。
銀行振込の場合は振込手数料は必要ですが、入金手数料は不要です。
コンビニ入金、クイック入金には入金手数料が必要となります。
入金が済みましたら、イーサリアム(ETH)を選択します。
購入金額を入力して購入します。
3.Binance(バイナンス)の口座開設をする
Binanceでは、PCでもスマートフォンでも日本語対応となっているため、安心です。
メールアドレスとパスワードを入力します。
本人確認、電話番号認証などが済めば登録完了です。
4.CoincheckからBinanceに仮想通貨を送金する
登録完了後、バイナンスにログインし、仮想通貨による入金を選び、ETHを選択します。
ウォレットアドレスが表示されたらコピーします。
コインチェックにログインし、ウォレットから暗号資産の送金へ進みます。
送金先に先ほどコピーしたアドレスを入力し送金実行します。
バイナンスにおいて、ウォレットからウォレット概要、そして取引履歴へ進むと入金を確認できます。
5.Binanceでコンパウンド(COMP)を購入する
マーケットからスポット市場へ進み、COMPを選択します。
イーサリアムでの購入なため、COMP/ETHを選択します。
購入から、数量、金額を指定して実行します。
コンパウンド(COMP)の購入におすすめの仮想通貨取引所2選
コンパウンド(COMP)の購入におすすめの仮想通貨取引所を紹介します。
【海外】Binance(バイナンス)
出典：https://www.binance.com/ja
バイナンスは世界でも代表的な取引所として知られています。
業界でも最多の取引高を維持している仮想通貨取引所です。
手数料が安く、扱い通貨量も多く、世界中のユーザーから支持されています。
20倍のレバレッジが可能である点や、仮想通貨の取引数が600種類を超えているなど、現在の日本の仮想通貨取引所ではできないサービスが数多くあります。
日本語のサイトがあり日本からも安心して利用することができます。
但し、日本円での入金はできないということ、日本の金融庁の監督下にはないということには注意が必要です。
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【国内】Coincheck(コインチェック)
出典：https://coincheck.com/ja
コインチェックは、マネックスグループ株式会社の子会社、コインチェック株式会社が運営している仮想通貨取引所です。
2014年より取引を始めており、17種類以上の仮想通貨の取引を行っています。
コインチェックの公式サイトやスマートフォン用のアプリは使いやすく、初心者も戸惑うことなく利用できます。
500円分から購入可能な設定となっているため、抵抗感なく気軽に試してみることもできます。
コンパウンド(COMP)の将来性/今後の見通し
コンパウンド(COMP)の将来性や今後の見通しなどについて解説していきます。
分散型金融サービスの将来
DeFiはまだまだ始まったばかりのシステムです。
現在の政府や金融機関が運営する金融システムが出来上がるのにどれだけの年月が必要であったかを考えると、DeFiの成長も長い目で見なければならないでしょう。
しかしブロックチェーンを基盤とし、スマートコントラクトを利用するこのシステムは予想以上に速く浸透していくと考えられます。
高速かつ大容量の通信システムがますます発達し、金融システムがそこに組み込まれていくことは間違いありません。
取引処理速度の向上とコストの削減を進めることができるDeFiアプリケーションは、一層スピードアップして普及していくと予想されています。
そしてもうひとつ重要なのが、すべてのことにグローバル化が進展している現在、誰でもが何時でもどこからでもアクセスできるということです。
仮想通貨市場はボラティリティが高く、短期的に見通すことは非常に困難ですが、理想的な金融システムがどうあるべきかを考えると、このDeFiアプリケーションプラットフォーム、コンパウンドの目指すものと一致しているといえるでしょう。
取り扱いの広がり
バイナンス、コインベースなどの大手仮想通貨取引所での取り扱いが人気を呼び、また分散型金融サービスの将来性を見越して一時的に価格が上昇しました。
しかし残念ながら、その後の取り扱いの拡大は足踏み状態です。
日本の有力な仮想通貨取引所であるコインチェックやGMOコインもいまだに取り扱いについては躊躇している状態です。
さらに2022年5月以降の仮想通貨全体の価格低迷状態については、分散型金融への過度な期待感が萎んだためであるという評価もなされており、コンパウンドにおいても難しい期間を迎えているともいえます。
底値からの脱出
現在において、バイナンスにおいて1COMPが7,000円程度となっているのは底値であるとも考えられます。
今後のDeFi分野の発展やコンパウンド自体の成長に期待を寄せている方は、今後の値動きを確認しておいた方が良いといえます。
また、コンパウンドを入手しておくということは、レンディングプラットフォームであるコンパウンドのガバナンストークンを保有しているということであり、今後の発展が期待されるこのプラットフォームの運営に対して議決権を有するということにもなります。
コンパウンド(COMP)の買い方や特徴まとめ
本記事では「コンパウンド(COMP)の特徴や将来性、買い方や購入できる仮想通貨取引所」について詳しく解説していきました。
分散型金融アプリケーションプラットフォームのコンパウンド、そしてそのガバナンストークンである仮想通貨COMPは将来性に優れたものだといえます。
スマートコントラクトにより、迅速で低コストな金融取引が可能となります。
COMPはまだ日本の仮想通貨取引所では扱いはありませんが、海外取引所を利用して取引することができます。
なお、以下の記事で草コインの購入におすすめの仮想通貨取引所のランキングを紹介していますので、興味のある人はぜひ参考にしてみてください。
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