ファイブスターズマーケッツでは、含み損を抱えたポジションに対して反対方向の注文を追加する両建てを使うと負けにくくなるという情報を目にすることがあります。
一方で、両建てを行うと出金拒否や口座凍結といった重いペナルティを受けるのではないかと不安になり、実行に踏み切れずにいる方も少なくありません。
実際にファイブスターズマーケッツの利用規約を確認すると、両建てに関する規定が具体的な条文で定められています。
そこで、この記事では「利用規約第10条における両建ての禁止規定とペナルティの内容」を詳しく解説します。
また、両建てに代わる損失対策や凍結時のリスクについても紹介するため、「両建てのリスクを正しく知りたい方」や「規約違反を避けながら損失を抑えたい方」は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
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なお、ファイブスターズマーケッツの評判、海外バイナリーオプション業者のおすすめランキングを以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。


ファイブスターズマーケッツで両建てはできる?規約上は禁止行為

それぞれ解説します。
利用規約第10条に両建てが禁止行為として明記されている
ファイブスターズマーケッツの利用規約第10条には、取引に関するシグナルやサイン、プログラムに加えて「両建て」を使用したと弊社が判断した場合、サービスの拒否をはじめとする各種措置の対象になると明記されています。
つまり両建てはグレーゾーンの手法ではなく、利用規約上ではっきりと禁止行為に位置づけられています。
ヘッジボタンの存在は規約上の許可を意味しない
ファイブスターズマーケッツの取引画面には、保有中のポジションに対して反対方向の注文を追加できる「ヘッジ」ボタンが用意されています。
しかし機能として実装されていることと、利用規約上で認められていることは別の問題です。
利用規約第10条では両建ての使用そのものが禁止行為として明記されているため、ヘッジボタンが存在するからといって両建てが公式に許可されているわけではありません。
「ヘッジボタンがあるから安心」と紹介する記事も見られますが、規約の条文と矛盾するため注意が必要です。
違反の判断は業者側の裁量に委ねられている
利用規約第10条は、両建てをはじめとする禁止行為のほとんどを「弊社が◯◯と判断した場合」という表現で規定しており、具体的な判定基準や数値は公表されていません。
何回両建てを行うと違反になるか、どの程度の投資額から対象になるかといった明確なラインは示されておらず、判断はすべて会社側の裁量に委ねられています。
ファイブスターズマーケッツの両建てとは

出典:https://www.fivestars-markets.com/ja/
両建てとは、同一の判定時間内にHIGH(Call)とLOW(Put)の両方を同時に購入する手法で、ヘッジ取引やクロス取引とも呼ばれています。
相場の方向を予測せず上下の両方に張るため、価格が動けばどちらかのポジションは的中するとされ、テクニカル分析に不慣れな初心者向けの手法として紹介されることがあります。
ただし、バイナリーオプションのペイアウト率は2.0倍に届かないのが一般的なため、2つ買って1つしか当たらない両建てでは購入コストの合計が払戻額を上回ります。
勝っているのに手元のお金が減っていくということも起こり得るため、両建てだけで利益を出し続けるのは理論上難しいと指摘されています。
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ファイブスターズマーケッツで両建てをした場合のペナルティ

それぞれ解説します。
両建てと判断されると出金拒否・取引キャンセルの対象になる
ファイブスターズマーケッツの利用規約第10条では、弊社が正当な理由により以下の措置を行う権限を有すると定められています。
- サービスの拒否
- 取引のキャンセル
- 利益分配の拒否
- 出金の拒否
- 契約の解除
対象となる正当な理由には「取引に関するシグナル、サイン、プログラム、両建てを使用したと弊社が判断した場合」が明記されており、判断基準はあくまで弊社側の裁量です。
そのため、意図的な両建てでなくても、結果的にヘッジ的なポジションとみなされれば出金拒否や取引キャンセルの対象になり得るため注意が必要です。
悪質と判断されると残高の有無に関わらず口座凍結される
利用規約第4条では、規約に反する行為が確認された場合「口座残高に関わらず該当口座は至急クローズさせて頂きます」と明記されており、口座に資金が残っているかどうかは判断材料になりません。
さらに第10条の契約解除の権限も弊社の裁量で行使できると定められているため、両建てが悪質と判断された場合は資金の有無にかかわらず口座を失うリスクがあると考えておきましょう。
複数口座での両建ては関連口座が全て閉鎖される
利用規約第4条では、同一人物による重複口座開設や同一世帯・同一IPアドレスからの口座開設を「重複開設」とみなしお断りする旨が定められています。
そのため、複数口座を使って一方をロング、もう一方をショートにする両建て手法は、規定に抵触するリスクがあります。
実際に第4条では「重複口座を確認次第、関連口座を全てクローズさせて頂きます」と明記されているため、発覚した場合は両建てに使った口座だけでなく、紐づく口座すべてが閉鎖対象になってしまいます。
両建てに使った口座だけを切り離して守ることはできないため、複数口座での両建ては特にリスクが大きい行為です。
ファイブスターズマーケッツの両建てのやり方と機能の仕組み

ファイブスターズマーケッツには、High-Low取引のヘッジボタンとWowFXの両建てMAX方式という、反対ポジションの保有に関わる機能が用意されています。
ただし、操作画面から実行できることと、その取引が規約違反と判断されないかどうかは、切り分けて考えなければならないと言えます。
ここでは実行を勧める意図ではなく、あくまで仕組みそのものを整理します。
それぞれ解説します。
High-Low取引のヘッジボタンの仕様
ヘッジボタンは、保有中のポジションと同額・同一判定時間の条件で反対方向のポジションを追加できる機能です。
ただし、押せるのは判定時刻の30秒前までとなっており、相場が大きく動いている場面では受け付けられないこともあるため、いざというときに使えない可能性も見込んでおくと安心と言えます。
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WowFXの両建てMAX方式
WowFXでは、同一銘柄を買いと売りの両方で保有した場合、損益は投資額の大きい方のみで計算される両建てMAX方式が採用されています。
たとえばUSD/JPYを買い2,000円・売り1,000円で保有した場合、必要な証拠金は投資額が大きい買い2,000円分のみで計算されます。
WowFXは満期まで2週間と決済期限があらかじめ決まっており、TP(利益確定)かSL(損切り)への到達で勝敗が決まるうえ、レバレッジは10倍固定、スワップも発生しない設計と言えます。
さらに利用済み証拠金率が40%を下回ると自動決済(Stop Out)が発動するため、証拠金の負担が軽く見えても、それだけで資金が守られるわけではありません。
ファイブスターズマーケッツの両建てで利益が残りにくい理由

ファイブスターズマーケッツでHighとLowを同時に保有しても、ペイアウト率が2倍(200%)に届かない限り、勝った側の払い戻し額は投資合計を下回ってしまいます。
また、同社のハイロー取引のペイアウト率は160%~196%程度にとどまっており、価格がどちらに動いても両建ては差し引きでマイナスになりやすい仕組みです。
ここでは転売のタイミングやコスト負担の面から、両建てで利益が残りにくい理由を整理します。
一方は必ず負けるため転売時に損益が目減りする
判定時刻を迎えると、HighとLowのどちらか一方は必ず負ける結果になり、収支は勝った側の払い戻しだけで判断しなければなりません。
仮にペイアウト率180%(1.8倍)でHighとLowに1,000円ずつ投資すると、投資合計2,000円に対して勝った側の払い戻しは1,800円にとどまり、価格が動かなくても200円の損失が生まれます。
転売のタイミングを逃すと損失が大きく膨らむ
ファイブスターズマーケッツの短期取引では、判定時刻の30秒前まで途中売却(転売)によってポジションを手放せます。
しかし負けが確定的な側は判定が近づくほど評価額が0に近づいていくため、転売の判断が数秒遅れるだけで受け取れる金額は大きく減ってしまいます。
両建ての片方だけを都合よく転売で利益確定しようとしても、タイミングを逃せば投資額のほとんどを失う結果になりかねません。
少額取引ほどコストの負担比率が大きくなる
ファイブスターズマーケッツの投資額は1回500円から設定できますが、出金手数料は金額にかかわらず一律1,000円かかってしまいます。
このようにペイアウト構造による目減りと固定の出金手数料負担が重なり、利益を残すことがいっそう難しくなるでしょう。
ファイブスターズマーケッツの両建てに代わる損失対策

それぞれ解説します。
転売機能で含み損の段階で決済する
両建てで反対方向のポジションを追加しなくても、ファイブスターズマーケッツの転売機能を使えば含み損が出た段階でそのポジションを自分で決済できます。
ハイロー取引では判定時間の30秒前まで手放せるため、相場が予想と逆に動いたと感じた時点で損失を投資額未満に抑えられます。
ただしロング取引や15秒・30秒・45秒のターボ取引は転売の対象外で、ボラティリティが高い局面では実行できないこともあります。
投資額と損失上限をあらかじめルール化する
両建てで両方向の投資額を積み増すよりも、1回あたりの投資額と損失上限を事前に決めておく方法もリスクを抑えるのに効果的です。
ファイブスターズマーケッツの取引には、以下のような投資額の上限があります。
| 項目 | 上限額 |
|---|---|
| 1ポジションの投資額 | 500円〜10万円 |
| 同一銘柄・同一判定時間の上限 | 15万円 |
| オープンポジション合計上限 | 30万円 |
バイナリーオプションは投資額以上の損失が出ない仕組みのため、上限を資金の1〜5%程度に決めておけば損失範囲をあらかじめ確定できます。
相場が読みにくい局面では取引を見送る
経済指標の発表直後やレンジ相場でヒゲが多く出ている時間帯は方向感がつかみにくく、両建てで両方向にエントリーしても不利なレートを踏む場面が増えるだけになりがちです。
そのため予想がつきにくい局面では新規のエントリー自体を控え、判定直前の逆行リスクを避けるのも1つの選択肢でしょう。
それでもエントリー後に相場が急変した場合は、転売機能を使って判定前に取引をやめれば無理にポジションを持ち続ける必要がありません。
ファイブスターズマーケッツの両建てで凍結された際のリスク

ファイブスターズマーケッツは金融庁に登録のない海外業者のため、両建てが原因で口座を凍結されても国内の金融ADR制度の対象外となり、公的な仲介を通じた解決を求めることができません。
相談先は金融庁や証券取引等監視委員会の情報提供窓口にとどまり、返金や凍結解除を強制する権限はないため、最終的な対応は自己責任が前提になってしまいます。
こうしたリスクを踏まえると、詳しい評判や安全性は関連記事で確認できるとしても、規約違反となる両建てそのものは避けておきましょう。
ファイブスターズマーケッツの両建てについてよくある質問

ファイブスターズマーケッツの両建てについてよくある質問を紹介します。
両建てで得た利益に税金はかかる?
両建てで得た利益にも税金はかかり、海外業者を経由した利益は雑所得として給与などと合算する総合課税で扱われます。
国内FX業者に適用される申告分離課税(一律20.315%)と違い、総合課税は所得が増えるほど税率が段階的に上がる仕組みです。
さらに損益通算や翌年以降への繰越控除も使えず、両建てで生じた損失を他の所得と相殺できません。
税額の計算は個々の所得状況で変わるため、最終的には税務署や税理士に確認しておくと安心です。
ヘッジボタンを使えば規約違反にならない?
取引ツールに両建て(ヘッジ)用のボタンが用意されていても、システム上の機能提供にすぎず、規約で許可されたことを意味しません。
注文自体はすんなり通ったのに、後から不正な取引パターンとみなされて口座凍結や出金制限を受けるケースも起こり得ます。
ボタンの有無と規約上の可否はまったく別の問題であり、機能として使えることが免責にはつながりません。
両建てで凍結された場合に残高は戻ってくる?
口座凍結には取引機能だけが止まる「限定凍結」と、取引も出金も一切できなくなる「完全凍結」の2種類があるとされ、完全凍結になるとそれまで積み上げてきた資金に手が届かなくなってしまいます。
ファイブスターズマーケッツの利用規約第4条にも、規約違反が確認された場合は「又出金に応じる事は出来ません」と明記されているため、利用者の側から返金を求められる保証はありません。
凍結解除の可否は業者や状況によってばらつきがあり、対応は個別のケースごとに判断されます。
まずはカスタマーサポートへ連絡し、凍結の理由と残高の扱いを確認するところから動き出しましょう。
一度凍結された後にまた口座開設できる?
完全凍結の処分を受けた業者で、本人が口座を開き直すことは規約上認められていません。
利用規約第17条でも、一度契約終了となった場合は6ヶ月間再契約ができないと定められています。
登録済みの本人確認書類などから同一人物と判別されるおそれがあり、新規申し込みが受け付けられない可能性もあります。
重大な違反歴が残っている以上、その業者への復帰は難しいのが実情です。
家族が同じ回線で口座を持っていても大丈夫?
同一のIPアドレスや端末から複数の口座へログインして取引する行為は、多くの業者が禁止事項として定めています。
検知されれば口座の又貸し(第三者に口座を使わせること)を疑われ、家族がそれぞれ正規に開設した口座までまとめて制限や凍結の対象になりかねません。
家族間の利用だからといって例外扱いされるとは限らない点には注意が必要です。
両建てを禁止していないバイナリーオプション業者はある?
両建てへの姿勢は業者ごとに差があり、対応は各社の規約次第で分かれます。
一方で、ファイブスターズマーケッツは利用規約第10条で両建てを禁止行為として明記しているため、同社で両建てを行う選択肢はありません。
| 業者名 | 両建てに対する規約上の扱い |
|---|---|
| theoption(ザオプション) | 同一資産でのハイ・ロー両建てを禁止行為として明記。検知された場合は口座凍結や出金制限の対象になる |
| FXGT | 同一口座・同一通貨ペア内での両建ては容認。複数口座間や他社との両建ては規約違反として明確に禁止 |
| ハイローオーストラリア(2025年6月30日サービス終了) | 両建て自体を一律禁止とはしていないが、頻繁に繰り返す両建ては不正取引とみなして制限対象とする傾向 |
規約の書きぶりは改定されることもあるため、利用を始める前に各社の最新の利用規約を必ず確認しておきましょう。
ファイブスターズマーケッツの両建てについてよくある質問を紹介します。
ファイブスターズマーケッツの両建てのまとめ

ファイブスターズマーケッツにおいて両建ては利用規約第10条で禁止行為として明記されているため、実行してはいけません。
取引ツールにヘッジボタンなど両建てを行える機能が用意されていても、機能が存在すること自体は規約上の許可を意味しないので注意してください。
実際に両建てが発覚すると、出金拒否や取引のキャンセル、口座凍結といったペナルティが科され、これまで積み上げてきた利益を一度に失うおそれもあります。
さらにペイアウトの構造上、両建てをしても一方の建玉は必ず負けとなるため、手数料や転売コストを差し引くと収支面でも不利になります。









