この記事を読んでいるあなたは
- nanakusa(ナナクサ)とは何か知りたい
- nanakusa(ナナクサ)のメリット・口コミを知りたい
- nanakusa(ナナクサ)の始め方・使い方を知りたい
上記のように考えているかもしれません。
この記事では、そんなあなたに「nanakusa(ナナクサ)の概要やメリット、使い方」をお伝えしていきます。
なお、おすすめの海外仮想通貨取引所のランキングを以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を読んでいるあなたは、 海外仮想通貨取引所のおすすめを知りたい 海外仮想通貨取引所のメリットやデメリットを知りたい 海外仮想通貨取引所の手数料や税金などについて知りたい上記のように考えているかもしれませ[…]
nanakusa(ナナクサ)とは
出典:https://sbinft.market/partners/nanakusa?type=3
「nanakusa(ナナクサ)」は、国内初のNFTプラットフォームサービスです。
NFTプラットフォームサービスとは、NFTの発行・NFT作品の売買ができるマーケットのことで、世界的なNFTの流行をきっかけに、日本国内でも大きな注目を集めています。
これまでは、国外発のNFTプラットフォームサービスが数多くリリースされていましたが、株式会社スマートアプリが2021年4月26日にnanakusa(ナナクサ)をリリースしたことで、日本国内でのNFTトレンドがより熱を帯びました。
nanakusa(ナナクサ)の特徴
nanakusa(ナナクサ)の大きな特徴は、以下の3つです。
- NFT作品・アーティストの質が高い
- 一般ユーザーでもNFT作品の売買が可能
- 支払いは仮想通貨(イーサリアム・Polugon)、クレジットカードに対応
nanakusa(ナナクサ)は、仮想通貨・NFT初心者に優しいサービスを展開しています。
ひとつずつ解説します。
NFT作品・アーティストの質が高い
nanakusa(ナナクサ)に出品できるのは、運営側が認めたアーティストと連携パートナーのみです。
そのため、出品されているNFT作品は高品質で、プラットフォーム内の売買は活発的です。
そして、nanakusa(ナナクサ)で出品するには、審査に合格しなければなりません。
運営が不定期に公式クリプトアーティストの募集をしており、募集資格は、以下の職業などでアーティスト活動をおこなっている、または今後クリプトアーティストとして活動を目指している方とされています。
- アーティスト(アナログ/デジタル)
- フォトグラファー
- イラストレーター
- 作家
- ミュージシャン
- 声優
- 動画クリエイター
性別・年齢制限等の縛りはなく応募しやすいので、興味のある方はぜひ応募してみてください。
また、仮に合格できなくても、NFT作品を販売する方法があります。
次項で紹介します。
一般ユーザーもNFT作品の販売が可能
nanakusa(ナナクサ)では、審査を通過していない一般ユーザーでも、NFT作品の販売が可能です。
基本的には、一般ユーザーには著作権がないため、NFT作品の出品はできませんが、認定アーティストや提携パートナーが出したNFT作品は購入できます。
nanakusa(ナナクサ)内では、購入したNFT作品の所有権は購入した一般ユーザーに移転されるため、一般ユーザーは再出品ができるシステムです。
購入だけでなく、利益目的の販売が可能な点も大きな特徴です。
支払いは仮想通貨(イーサリアム・Polygon)、クレジットカードに対応
nanakusa(ナナクサ)の支払いは、仮想通貨(イーサリアム・Polygon)だけでなく、クレジットカードにも対応しています。
仮想通貨に触れたことのない初心者にも優しいサービスです。
また、国内の主要仮想通貨取引所で取り扱いのあるイーサリアムで決済可能である点も、嬉しい特徴です。
過去にハッキングを受けてNFTが流出したことも
nanakusa(ナナクサ)は、ハッキング被害を受けてNFTが流出した過去があります。
現在は上場企業のSBIホールディングスの一員となり、セキュリティ対策が万全になっているため、安全性は担保されています。
ですが、これからnanakusa(ナナクサ)の利用を検討している方にとって、
- どのような過去があったのか
- 具体的にどのような対策を取ったか
上記のようなポイントは、少なからず気になることでしょう。
そこでここでは、当時の概要や運営会社の対策と現状について紹介します。
NFT流出の概要
nanakusa(ナナクサ)がハッキング被害を受けたのは、2021年8月21日〜9月2日の約2週間です。
この間にイーサリアム・Polygonを使用したNFTの不正取得が合計36件発生しました。
流出原因は、サービスの基幹であるスマートコントラストが破壊・改ざんされ、実行権限を奪われたためです。
運営側は2週間ハッキングに気づかず、ユーザーからの通報を受けて事件が発覚しました。
運営会社の対策と現状
当時の運営会社であったスマートアプリは、NFT流出を受けて、9月3日より順次システム改修・クリエイター向け説明会を実施しました。
流出したNFTは、9月3日に全てハッカーから自主的にスマートアプリに返却され、スマートアプリから所有者に返却されています。
また、スマートアプリは再発防止のため、9月5日~19日の2週間にわたってサービスを停止し、長期的なメンテナンスを行いました。
加えて、大きな体制変更として、2021年9月30日には上場企業のSBIホールディングスの一員となり、セキュリティ対策も施されています。
2022年6月時点では、NFT流出の再発はなく、安全に運営されています。
nanakusa(ナナクサ)にある2種類のマーケット
nanakusa(ナナクサ)には、以下の2種類のマーケットがあります。
- クリエイターズマーケット
- パートナーズマーケット
「クリエイターズマーケット」と「パートナーズマーケット」では、購入できるNFT作品が異なります。
それぞれ解説します。
クリエイターズマーケット
クリエイターズマーケットでは、公認アーティストのNFT作品が購入できます。
購入できる作品のジャンルは幅広く、主に以下があります。
- Art(アート作品)
- Music(音楽作品)
- Game(NFTゲームで利用できるキャラクター・アイテムなど)
- Trading Card(NFTカードゲームで使用できるカード)
- Photography(写真作品)
- Videos(動画作品)
- Others(デジタルファッションなど、上記以外のNFT作品)
ジャンルごとに検索が可能で、目的に応じた作品を手軽に検索・購入可能です。
また、アーティストによって作品のテイストが異なるので、ウィンドウショッピング感覚で楽しめます。
パートナーズマーケット
パートナーズマーケットでは、nanakusa(ナナクサ)のパートナー事業者の作品を購入できます。
nanakusa(ナナクサ)と連携しているパートナー事業者には、例えば以下の企業・団体があります。
- MyCryptoHeroes:NFTゲーム作品。アイテム等を販売。
- NFTトレカ:デジタルトレーディングカードを販売。
- NFT Studio:NFTアートやNFTイラストを販売。
- Replica Otaku Coin:シリアルナンバー付きNFTを販売。
お気に入りの作品を手がける企業・団体の作品を検索・購入可能です。
NFTサービスを知るきっかけにもなるので、ぜひ確認してみてください。
nanakusa(ナナクサ)でNFTを売買するメリット
nanakusa(ナナクサ)でNFTを売買するメリットは、以下の3つです。
- 1.公認クリプトアーティストとしてNFT作品の販売が可能
- 2.二次販売でのロイヤリティ還元
- 3.NFT作品をnanakusa(ナナクサ)外にも保存可能
nanakusa(ナナクサ)であれば、NFT出品者・購入者ともに恩恵を受けられます。
具体的に解説します。
1.公認クリプトアーティストとしてNFT作品の販売が可能
前述のとおり、nanakusa(ナナクサ)でNFT作品を販売するには、審査に通過しなければなりませんが、合格すれば公認クリプトアーティストの肩書きが手に入ります。
NFTプラットサービスが認めたアーティストとして、nanakusa(ナナクサ)外での活動にも活かせます。
また、公認クリプトアーティストには、運営がNFTの出品販売に関する説明会を実施中です。
スムーズに販売ができるサポートを受けられるのも、公認クリプトアーティストの特権です。
2.二次販売でのロイヤリティ還元
公認クリプトアーティストでなくても、二次販売で収益化が狙えるのは大きなメリットです。
購入したNFT作品は、自由に価格設定して再販が可能です。
そのため、購入した価格よりも高く価格を設定し、第三者に購入してもらえれば、その差額が利益となります。
また、二次販売以降の売上の一部は、ロイヤリティとして著作者(公認クリプトアーティスト)に支払われます。
自身の作品がマーケット内で広がれば広がるほど大きな収益が期待できる仕組みです。
3.NFT作品をnanakusa(ナナクサ)外にも保存可能
nanakusa(ナナクサ)で発行されたNFTは、nanakusa以外の場所でも保存可能です。
複数の場所に保存できることで、一方のデータが消えてしまっても、もう一方からデータを開けます。
また、自身のSNS等でも公開でき、使いやすい形態です。
nanakusa(ナナクサ)の始め方
出典:https://sbinft.market/partners/nanakusa?type=1
nanakusa(ナナクサ)を始めるなら、まずは以下の3つの準備を行いましょう。
- 1.仮想通貨取引所でイーサリアムを購入
- 2.暗号資産ウォレット(MetaMask)の作成
- 3.購入したイーサリアムをMetaMaskに移動
ひとつずつ解説します。
1.仮想通貨取引所でイーサリアムを購入
まずは、仮想通貨取引所の開設し、イーサリアムを購入しましょう。
今回は、Polgonよりも入手しやすいイーサリアムをCoincheckで購入する方法を解説します。
口座開設の流れは、以下のとおり。
- 1.メールアドレス・パスワードの登録
- 2.重要事項の承諾
- 3.かんたん本人確認
- 4.二段階認証設定
- 5.本人確認の審査完了のメールを待つ
- 6.口座を登録
パスワードはログイン時に必要なので、忘れないように覚えやすいものにしておきましょう。
また、二段階認証を行うことでセキュリティ性が向上します。
口座開設が完了したら、以下の手順でイーサリアムを購入しましょう。
- 1.口座に入金
- 2.販売所からイーサリアムを選択
- 3.必要な数量を購入
まずは、口座に入金です。
Coincheckアプリの「ウォレット」から「入出金」を選択し、入金を行いましょう。
入金が完了したら「イーサリアム」を選択し、「購入」をクリックしてください。
すると購入画面が表示されるので、金額を入力し「日本円でETHを購入」をクリックすれば購入完了です。
2.暗号資産ウォレット(MetaMask)の作成
出典:https://metamask.io/
イーサリアムを購入できたら、次にイーサリアムを補完するためのウォレットを作成しましょう。
今回は、「MetaMask」を例に紹介します。
MetaMaskは、Google Chromeの拡張機能を用いてブラウザに追加するWeb型のウォレットです。
ウォレットの作成方法は、MetaMaskを立ち上げて案内に沿って行えば作成できます。
3.購入したイーサリアムをMetaMaskに移動
最後は、購入したイーサリアムをMetaMaskに移動させましょう。
Coincheckアプリを開き、「送金と受取」をタップします。
さらに「BTC以外の送金はこちら」をタップしてください。
出典:https://coincheck.com/ja/
そして、送金する通貨は「イーサリアム」を選択し、MetaMaskの「送金先アドレス」と「送金額」を入力すれば完了です。
nanakusa(ナナクサ)でNFT作品を購入する方法
出典:https://sbinft.market/partners/nanakusa?type=1
nanakusa(ナナクサ)でNFT作品を購入する方法は、以下の3ステップです。
- 1.MetaMaskとアカウント連携
- 2.購入するNFT作品を探す
- 3.決済ページから購入
前述した準備が完了していれば、誰でも簡単に購入できます。
それぞれの手順を見ていきましょう。
1.MetaMaskとアカウント連携
まずは、先ほど解説したMetaMaskとアカウントを連携させます。
nanakusa(ナナクサ)の公式サイトに移動し、右上の「LOGIN」ボタンをクリックしましょう。
すると利用規約が表示されるので、同意するをクリック。
出典:https://sbinft.market/partners/nanakusa?type=1
使用するウォレットを選択してくださいと表示されるので「MetaMask」を選択してください。
出典:https://sbinft.market/partners/nanakusa?type=1
その後、自身のMetaMaskアカウントを選択し、署名をすれば連携完了です。
MetaMaskを作成していれば、簡単に連携ができます。
また、ウォレットを登録すれば、nanakusa(ナナクサ)の会員登録も同時に完了します。
2.購入するNFT作品を探す
ウォレットの連携が完了したら、購入する作品を探しましょう。
nanakusa(ナナクサ)には前述のとおり「クリエイターズマーケット」と「パートナーズマーケット」の2つのマーケットがあります。
まずは自分の興味のあるジャンルやアーティスト、団体の作品を見てみましょう。
出典:https://sbinft.market/partners/nanakusa?type=1
また、写真のように複数のNFT作品を同時に見られるので、ウィンドウショッピング感覚でたくさんの作品を楽しめます。
3.決済ページから購入
購入したい作品が決まったら、作品をクリックし、決済ページに移動しましょう。
出典:https://sbinft.market/assets/0x66779f4615f287b4db421b7910620e05daae79b9/341?networkId=1
購入する際は、以下に注意が必要です。
- 現在の価格
- 手数料
- 作品の選択間違い
自身の予算に合っているか、欲しい作品で間違い無いか確認してから決済に移りましょう。
nanakusa(ナナクサ)でNFT作品を出品する方法
出典:https://sbinft.market/partners/nanakusa?type=3
nanakusa(ナナクサ)でNFT作品を出品する方法は、以下の2ステップ。
- 1.出品するNFT作品を選択
- 2.販売価格の設定
販売価格を設定する上でのポイントを合わせて解説します。
1.出品するNFT作品を選択
nanakusa(ナナクサ)へ出品する際は、自身のアカウントページからウォレットマークをクリックし、出品作品を選択しましょう。
一般的ユーザーは、購入した作品のみ出品可能です。
自身で作成した作品は出品できないので、注意しましょう。
2.販売価格の設定
出品作品の選択後は、以下の手順で出品できます。
- 1.詳細ページの「Sell」をクリック
- 2.販売価格を設定し再度「Sell」をクリック
- 3.出品が完了しマーケットに作品が並ぶ
販売価格の設定ポイントは「価格の妥当性」です。
自身の作品と同じジャンルの作品の価格帯を比較し、高価・安価過ぎないか確認しましょう。
nanakusa(ナナクサ)の評判・口コミ
nanakusa(ナナクサ)の良い口コミ・悪い口コミを紹介します。
これからnanakusa(ナナクサ)の利用を検討している方は、参考にしてみてください。
nanakusa(ナナクサ)の良い口コミ
NFTマーケット「nanakusa」(@nanakusa_io)で販売していた作品、一点売れましたぁやったー!近いうちに、新しい作品も出品予定(ガス代安くなってたら)
(引用:https://twitter.com/mikeeneko/status/1502297114965000193)
nanakusaさんクレカ決済スタート! 期待大です!
(引用:https://twitter.com/akihisa_ishida/status/1424894866329276422)
良い口コミには「出展したNFTがすぐに売れた」「クレジットカード決済がありがたい」と声がありました。
アーティスト・ユーザーともに使いやすい、利点のあるNFTプラットフォームとして評価されています。
nanakusa(ナナクサ)の悪い口コミ
正直nanakusaの一件から安易にNFT出品出来なくなったw たしかにハッキング対象になりやすくなるし運営逃げたら終わりだよなぁと 信頼ある所にしか出品しないでおこう…
(引用:https://twitter.com/g_resident/status/1440065672290050055)
そういや、Nanakusaのハッキングって結局なんだったの?周りも沈黙してるけどさ。あれで僕の国内プラットフォームと界隈人への不信感はMAXになったんですけど。
(引用:https://twitter.com/songpu_eth/status/1443323494251433984)
悪い口コミは、ハッキングに関するものがほとんどでした。
アーティスト・ユーザー両者からの不安の声が発せられています。
現在は体制が代わり、以前のハッキング以降は発生していないため、安全に使用できるようになったと言えます。
nanakusa(ナナクサ)の注意点
nanakusa(ナナクサ)を利用する際は、以下の2点に注意しましょう。
- NFT作品の購入時に手数料がかかる
- 価格変動のリスクがある
それぞれ解説します。
NFT作品の購入時に手数料がかかる
nanakusa(ナナクサ)では、NFT作品購入時に以下の手数料がかかります。
- プラットフォーム利用手数料
- 著作者へのロイヤリティ
- ネットワーク利用のガス代
3つ合わせて約10%の手数料です。
ただし、手数料はnanakusa(ナナクサ)だけでなく、どのNFTプラットフォームでも発生します。
手数料はNFTプラットフォームによって異なるので、気になる方は事前に確認をおすすめします。
価格変動のリスクがある
NFTには、以下2つの価格変動リスクがあります。
- NFT作品自体
- 仮想通貨
nanakusa(ナナクサ)では購入したNFT作品の二次販売が可能ですが、市場の需要によって購入時より価格が下がるケースがあります。
そして、nanakusa(ナナクサ)はイーサリアムもしくはPolygonで取引を行うため、それぞれの仮想通貨自体の価格変動の影響も受けます。
実際に自身で購入した時よりも高く転売できたとしても、仮想通貨の価格が暴落していると、日本円に戻した時に目減りしていた、というケースもあります。
手数料と同様で、NFT取引の販売上、避けては通れないリスクです。
購入・販売・換金のタイミングは、市場の需要・仮想通貨価格を注視して行いましょう。
まとめ:nanakusa(ナナクサ)はNFT・仮想通貨初心者にも優しいNFTプラットフォーム
今回は、nanakusa(ナナクサ)の概要からメリット、始め方についてお伝えしました。
決済はクレジットカードに対応しており、二次販売も可能であるため、NFT・仮想通貨初心者でも始めやすく、使いやすいのがnanakusa(ナナクサ)の特徴です。
過去にはハッキングの被害に遭いましたが、現在は体制を整え、安全な運営を行なっています。
今後、公式クリプトアーティスト・パートナー事業者の増加が期待できます。
なお、おすすめの海外仮想通貨取引所のランキングを以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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